| 利用した相談所 | フィオーレ |
|---|---|
| 性別 | 女性 |
| 年齢(入会時) | 35歳 |
| 年収 | 300〜500万 |
| 活動エリア | 北海道 |
| 活動月数 | 6ヶ月 |
| お見合い数 | 3回 |
| 交際人数 | 0人 |
| 成婚有無 | 成婚せず退会した |
| 総合満足度 | ★★★★★ 4(満足) |
結婚を考えていなかった私が、結婚相談所に登録するまで
私が30歳を迎える頃、親からの話といえば結婚の催促ばかりでした。当時の私は、新しく始めた仕事が順調で人間関係にも恵まれていたため、公私ともに充実しており、結婚について考える必要がありませんでした。そんな私がなぜ、結婚相談所を利用したのか。
きっかけは学生時代の友人でした。彼女は日々婚活パーティーに励んでいましたが、ついに結婚相談所に登録したと連絡が来たのです。費用は20万円超え。正直、ドン引きでしたが、それだけ彼女の結婚に対する本気度が伝わってきました。そしてわずか1年足らずで公務員の方と結婚し、専業主婦になったのです。
結婚が決まった時の彼女の言葉は「好きな人と結婚するんじゃない。生活協同者を探すのよ」でした。確かにパートナー(生活協同者)がいてくれたら、親も安心するか…という安易な考えと、彼女の言葉に背中を押された気がした私は、結婚相談所に登録を決めました。
初期費用28万円。コースと料金の内訳
私のコースは入会金諸々の初期費用で28万円程でした。プラスして活動中は月会費が4,400円。毎月3名のお相手を紹介してもらえるサポート付きです。普段は出会えない人と出会えるほか、既婚者や詐欺師が最低限排除されている安心感を考えると、まあ妥当な金額なのかなと思っていました。
想定外だったプロフィール写真とメイク講座の費用

私が唯一想定外だった費用が、宣材写真のようなプロフィール写真の撮影とメイク講座、衣装代などの3万円以上の出費でした。初めての体験で興味はありましたが、実際には、お見合い用にその瞬間を美しく見せることだけを目的としたセミナーのような内容でした。そのため、写真に写る私は常に相手を騙している罪悪感があり、ずっと心苦しかった記憶があります。
「女子アナスタイル」になじめなかった私
案の定か、活動を始めるとすぐにお見合いが決まりました。事前に、服装は出来るだけ女子アナスタイルで臨むよう釘を刺されていました。私はその服装だけはどうしても受け入れられず、一度もそのような装いでは参加しませんでした。お世辞にも、似合わないんです。
当時は白髪染めすらしていない風貌で、さすがに失礼と友人に言われ、慌てて前日にヘアカラーするくらいの心持ちしかありませんでした。というか、ありのままの自分を受け入れてほしい気持ちが強かったのだと思います。
印象に残っている、50代後半の方とのお見合い
私は実際に3人の方とお会いしましたが、その中で特に印象に残っている方がいます。50代後半の方で、待ち合わせはホテルのカフェでした。職種も仕事の立場も趣味も見事に合わない方でした。それだけなら良かったのですが、会話中にお相手の不快そうな表情を見てしまい、それ以降は私も居心地の悪さばかりを感じるようになってしまい、地獄のような時間を過ごしました。
解散後、間髪入れずにお断りが来ていました。不快なのはお互い様。でも、お断りを伝える際は、少し時間を空けるのがマナーで相手への配慮だと担当者から教わっていました。「社会経験豊富な方です」と担当者に紹介されお見合いをした方でしたが、その程度の配慮も難しい人なのかと、とても後味の悪い体験になりました。
また、そのカフェの話になりますが、店内には同じようにお見合いをしている着飾った男女がずらりと並んでいるのです。初めてその光景を見た瞬間、思わず気後れしてしまい、静かな場所でゆっくり話がしたいタイプの私には、この場は少しハードルが高いなと感じてしまいました。
「婚活は開始1カ月が勝負」と言われて、休会を決意
それ以降、私が活動する気持ちになれずにいると、担当者の上司にあたる方から面談に呼ばれました。「どう考えてるの?婚活は開始1カ月が勝負。それ以降で成婚した人はほぼいない。」と説明されました。すでに4カ月が経っていました。
時間が勝負の市場で、自分のペースを保てず、相手の嫌な部分ばかりが目につく活動でした。自分の時間とお金を使い続けて、これ以上ストレスをためたくないという思いが確信に変わりました。即、休会を決めました。その後、何度も担当者から連絡が来ましたが、感染症の流行をきっかけに連絡はなくなりました。休会のまま、退会の手続きもしないままです。
数年後、無料アプリで結婚。婚活方法は性格との相性で選ぶ
その数年後、私は無料アプリで出会った方と1年以内に結婚しました。結婚相談所は、そのシステムに沿って主体的に活動に全振りできる人には最適だと思います。
逆に、私のように自分のペースでないと恋愛を進められない人や、常に選び選ばれる対象になり、お見合いのオーディション会場のような雰囲気に気が滅入ってしまうようなら、ちょっと負担の多い活動になるのではと思います。自分の性格に合った婚活方法を選べた人ほど、良いご縁につながるのではないでしょうか。
| 入会金 | 280,000円 |
|---|---|
| 月会費(月額) | 4,400円 |
| 月会費 合計(6ヶ月分) | 26,400円 |
| お見合い料 合計 | 0円 |
| 成婚料 | 0円 |
| その他実費 | 40,000円 |
| 総額 | 346,400円 |
※費用は回答者が利用した当時のおおよそのものです。現在の料金とは異なる場合があります。最新の料金は各相談所の公式サイトでご確認ください。


この体験談からわかること
北海道エリアで活動した35歳女性の事例です。年収帯は300〜500万円。フィオーレに入会し、6ヶ月の活動を経て、成婚せず退会しています。
お見合いは3回、交際に進んだ相手は0人でした。総額は346,400円。成果という面では結びつかなかった活動です。
それでも総合満足度は4となっています。成果が出なかった活動でも、サポートやサービスそのものには一定の手ごたえを感じる場合があること。そんなギャップが見えてくる、めずらしいタイプの記録だと考えられます。
「自分のペース」と相談所のやり方が、最後までかみ合わなかった
この体験談で何度も出てくるのが、相談所のやり方と自分の感覚のずれです。服装は女子アナスタイルでと言われても受け入れられず、一度もその装いでは参加しなかったそうです。
お見合いの会場についても、着飾った男女が並ぶカフェの雰囲気に気後れしてしまったと振り返っています。静かな場所でゆっくり話したいという本人の性格と、その場のスタイルが合わなかったようです。
極めつけは「婚活は開始1ヶ月が勝負」という上司からの言葉でした。すでに数ヶ月が過ぎていた本人にとって、その急かされ方は自分のペースをさらに乱すものだったのでしょう。合わないと感じたまま続けるより、いったん止まる判断をした流れがよく伝わってきます。
費用の内訳から見えること
費用の内訳を見ると、総額346,400円の大半を入会金が占めています。入会金は280,000円。月会費は6ヶ月分で26,400円でした。
一方でお見合い料は0円、成婚料も0円です。成婚せず退会したため、成婚料はかからなかったと考えられます。その他実費は40,000円で、本人の話ではプロフィール写真の撮影やメイク講座などに使われたようです。
つまりこの活動では、お金の入り口にあたる入会金がいちばん大きな負担でした。月々の費用は抑えめでも、最初にまとまった額が必要になる料金体系だったことが読み取れます。入会前に初期費用の重さを知っておくことは、大切な判断材料になるはずです。
まとめ
お見合い3回を経て、成婚には至らなかった事例です。費用の多くは入会金が占め、成果とは結びつきませんでした。それでも満足度は4。婚活のやり方と自分の性格の相性を考えるうえで、参考になる一例ではないでしょうか。
